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過去の展覧会

2023年5月15日(月)~21日(日) 水・木曜日休廊
13:00~19:00 最終日は17:00終了

私は後天的に聴力が弱い。そのため自分の想像で物事を勝手に解釈・解決してしまうことが多く出口の見えない闇に閉ざされることがよくあった。
それは長い夜が続くようにも思えるものだった。
そのことは写真活動をする上でも同じようなことを何度となく経験してきた。

今回の個展では現状を打破するべく一人で作る個展からいったん抜け出して、ディレクションしてくれる方たちと共に過去に撮影した写真の中からセレクトし再構築した写真を展示している。 再構築された写真を見て感じることは、そこにあった匂いの存在が自分にとって重要な意味があったのではないかという気づきがあったことである。 その気づきこそが今後の自分の写真活動をしていく上で意味があるように思えるのである。

写真表現の突破口が見つけられたと同時に、今回第三者と共に作り上げたことで、耳の悪さからくる閉塞感・孤独感から少し解放された気持ちにもなれたようである。

それは開くことができないと思われた長い夜に、うっすら光を感じる夜明け前の気持ちにも似た何かを感じるものでもあった。

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2023年4月10日(月)~4月16日(日) 水・木曜日休廊
13:00~19:00 最終日は17:00終了

■横浜展のご案内■
3月14日(火)~3月24日(金)[第1部]
3月25日(土)~4月02日(日)[第2部]
初日は15時から。最終日は17時まで。25日に入替作業時間があります。
最終日11:00~17:00イベント広場にてアート市に参加します。
場所:マリナード地下街(JR根岸線・横浜地下鉄ブルーライン関内駅すぐ)、
駅チカ ウインドウギャラリー
通行可能時間:5:00~24:00

 グループホーム利用者のW氏と職員の作家。W氏と関わってい行く中で、W氏本人が無理矢理やらされるのではなく、心から楽しめる事を探す中でやっと見つけた支援のひとつが撮影することだった。いろいろな形で手を差し伸べる中で拒むことも多い中、カメラを向けることは嫌がらず、むしろカメラの前ではよく動きよく話したという。W氏の社会をつなぐ糸としての写真と言うものを考えさせられた作品です。

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2023年4月3日(月)~4月9日(日) 水・木曜日休廊
13:00~19:00 最終日は17:00終了

 「鏝絵(こてえ)」とは、左官職人が土蔵や家の戸袋などの平らな面に塗られた漆喰の壁面に、鏝を使って肉薄状に盛り上げた彩色漆喰で描いた絵のことである。大分県宇佐市安心院(あじむ)町では、明治初期から盛んに作られるようになった。その目的は、施主が左官に招福避邪を願って依頼された場合がある。鏝絵にかける願いとは、恵比寿は商売繫盛、虎は疫病除,波うさぎの波は火事除けで、願いで最も切実なのは火伏せであった。安心院では鏝絵は約100ヶ所に点在するが、崩落したり、傷んでしまったりで見ることができるのは約60ヶ所でまた、安心院周辺に鏝絵が集中して作られたのは、長野鐵道など腕のいい、左官職人を多く輩出したことがその理由である。
 私が鏝絵を知ったきっかけは、以前写真仲間から「安心院町の鏝絵はおもしろい」と言われたことを思い出し、安心院町に訪れたところ町のいたるところに鏝絵があり、驚いたと同時に町全体が鏝絵とどう関わっているのか、当時の左官職人が鏝で造ったといわれているこの造形物に面白さを感じ興味が湧いて、京都造形芸術大学の卒業制作としてこの作品制作に取り組んだ。
 安心院町の人々は、鏝絵を特別なものとせずに慣れ親しんだ風景の一部として捉えていた。また普通の家に当たり前のこととして鏝絵があるというのがある意味面白く感じた。しかしながら100年も経った造形物が今後も残っていくかという観点からせめて写真で記録として残していくべきだと思いこのテーマに取り組んでみた。今後100年後鏝絵のまちがどう変わっていくのか、変わらないのかたいへん興味深いと思う。

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現在、3月28日(火)まで常設展を開催しています。ただいまの展示内容は高林直澄「シュプール」です。

なお、常設展開催中は不定休となります。休廊日はSNS等でご確認いただきますようお願いいたします。

3月のお休みは以下の通りとなります。

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2023年2月6日(月)~2月12日(日) 水・木曜日休廊
13:00~19:00 最終日は17:00終了

作家在廊予定日:6日(月)・11日(土)・12日(日)

透明人間 -Invisible Mom- 山本美里

私の息子は重度心身障がい児です。また、日常的に医療的ケアが必要な 「医療的ケア児」でもあります。現在彼は東京都の特別支援学校に通っています。 特別支援学校にはそれぞれ看護師が配置されていますが、一部の医療行為が 学校での医療的ケアとして認められていないため、看護師には行うことが出来ません。 そのため、そういった医療行為の必要な子どもの保護者は、それらを行うために学校に 付き添わねばなりません。私はその付き添いをしなければならない保護者の一人です。 現在この国には約2万人の医療的ケア児が存在していると言われています。 全国の公立特別支援学校の通学籍には6336名の医療的ケア児が籍を置き、 そのうち460名の保護者が学校に付き添いをしています(2018年度文部科学省調べ) また、医療的ケア児はスクールバス乗車が出来ないため、保護者が毎日学校へ 自主送迎します。自主送迎や学校付き添いができない家庭の子どもは訪問学級に 籍を置き、通学することが出来ません。 2019年度より東京都では医療的ケア専用車両の運行が本格的に始まりましたが、 自治体によっては看護師の確保が不十分で、看護士の確保が出来ない日はバスに 保護車が同乗し医療的ケアを行うなど、単独通学には程遠い現状があります。 特別支援教育の場で、子どもたちが障害の種類や医療の有無、また必要としている 医療の種類で区別されています。そのため、保護者の生活にも格差が生じています。 どんな子どもでも当たり前に学校に通えるようになること。 子どもたちがどんな風に産まれてきても、私たち母親が自分たちの人生を諦めずに 生きられる社会になることを願って、この作品を制作しました。 医療的ケア児とその母親が抱える特別支援学校の「今」を知ってください。

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2023年1月14日(土)~1月29日(日) 13:00~19:00 水・木曜日休廊

※1月15日(日)はトークイベント開催のため、イベント参加者以外のお客様はイベント終了後より入場していただけます。

独自の感光乳剤による唯一無二の作品を作り続けるセルゲイ草柳氏の5年ぶりとなる大阪での個展になります。

■1月15日(日)トークイベント開催(終了しました)
作家、セルゲイ草柳によるトークイベントを開催します。
日時:1月15日(日)13:00~ ※イベント開催中、申込み者以外のお客様の入場はできません。
定員:約10名
お申し込みはこちらからお願いします。

ーーーーーー次の展示ーーーーーー

山本美里「透明人間-Invisible Mom-」

山本美里「透明人間 ーInvisible Momー」

2023年2月6日(月)~12日(日) 水・木曜日休廊
13:00~19:00 最終日は17:00終了

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2022年11月27日(日)~12月13日(火) 水・木曜日休廊
13:00~19:00

1周年を迎えたgalerie SPURの、オープニングで開催した「A second of…」の続編の展示となります。新たに撮り下ろした写真を中心に、新たな試みを加えた構成の展示となります。

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現在常設展を開催中です。
時間:13:00~19:00
休廊日:水・木曜日
時間、休廊日は臨時で変更する場合があります

【休廊日のおしらせ】
10月3日(月)より8日(土)まで、ギャラリーがお休みとなります。
下記の休廊日カレンダーをご確認の上、お越しいただきますようお願いします。

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Ukraine -キーウ国立バレエ学校-

会期:2022年7月16日(土)~7月24日(日) 水・木曜日休廊
時間:13:00~19:00 最終日は17:00まで。

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ただいま常設展開催中です。
なお、常設展開催中の開廊日ですが、平日は定休日の水・木曜日に加えてお休みをいただくことがあります。
休廊日は随時お知らせいたします。

次回展覧会はこちら

Ukraine -キーウ国立バレエ学校-
北川幸三写真展

2022年7月16日(土)~7月24日(日) 13:00~19:00(最終日は17:00まで) 水・木曜日休廊